アジア「企業サステナビリティ/環境権」会議(CSERA)2026:3月30〜31日、クアラルンプール

0
6
CSERA2026

アジア「企業サステナビリティ/環境権」会議(CSERA)2026 は、2026年3月30〜31日にクアラルンプールで開催されます。言いたいことははっきりしています。アジアから調達する企業は、もはや「方針を紙に書いてあるか」では評価されません。混乱や寸断が起きたときに、環境と人権の仕組みが実際に機能するのかが問われます。主催の国連開発計画(UNDP)ビジネスと人権・アジアは、本年のテーマを 「権利に根ざしたレジリエンスで産業のリスクを減らす」 と掲げ、企業、投資家、規制当局、市民社会が集まり、手法の有効性を現場目線で確かめ合う“実務の場”として位置づけています。

イベント概要

日程:3月30日 – 31日

会場:マレーシア・クアラルンプール AICB Centre of Excellence

参加登録:公式サイトから。https://www.cserasia.com/

問い合わせ:csera.conference@undp.org

なぜ今、サプライチェーンにとって重要なのか

CSERA 2026 のコンセプトノートは、アジアで繰り返される気候由来のショックを、企業の事業継続リスクとして正面から捉えています。生産が止まるかどうか、物流が回るかどうか、そして労働者の健康や生産性にまで影響が及ぶ、という整理です。市場側の変化としては、投資家が環境・人権の取組を、ガバナンスの質やレジリエンスの強さを測る材料として見始めている点も示しています。

規制面では、EUの企業デューディリジェンス指令(CSDDD)と関連する開示要件が明示されており、これらがグローバルなバリューチェーンに広がる「新しい前提」になっている、という扱いです。実装の圧力が強くかかる地域としてアジアが置かれている、というのがコンセプトノートの見立てです。

主催者が今年、力を入れているポイント

UNDPの案内では、2026年版は「より実務的」「より参加型」「より現場に即した」設計になるとされています。ツールや実例を軸に、さまざまな関係者との直接対話を重視し、とりわけ権利の当事者の声が、リスクの見え方や救済の実効性を左右するという考え方が前に出ています。あわせて、本会議はEUとのパートナーシップで開催されるとも示されています。

CSERA 2026 のページでも同様に、目的を3つに整理しています。学ぶ(規制と権利に基づくコンプライアンス)、つながる(分野横断の対話)、動く(人権・環境のデューディリジェンスを実装するための実務知見、説明責任と救済)。

2026年コンセプトノートから見る、会議で扱う主なテーマ

アジアで操業する企業、またはアジアから調達する企業に影響する、規制や市場の最新動向が中心になる見込みです。

優先度の高い環境・人権リスクについて、業種に即した議論が想定されます。「自然・気候」の論点が、労働者、地域社会、事業継続にどのような影響として現れるのかも重要な切り口です。

また、掲げたコミットメントを日々の業務に落とし込む運用モデル、そして「説明責任」「ステークホルダーとの対話」「救済へのアクセス」を、広報ではなくレジリエンスの一部として扱うときに何が必要か、という実務論も焦点になりそうです。

参加を勧めたい人(サステナ担当だけの話ではない理由)

調達、コンプライアンス、法務、オペレーション、リスク管理に関わる方にもCSERA 2026 は関係があります。人権と環境の期待値を、別枠の活動ではなく、事業リスク管理として扱う設計だからです。

銀行、保険、投資の立場であれば、環境・社会の指標をガバナンスの質や、アジア関連ポートフォリオの中長期的なレジリエンスと結びつけて考える場として位置づけられています。

サプライヤーや中小企業も明確に射程に入っており、主要サプライヤーと中小企業を含め、多層のサプライチェーンで実行可能なデューディリジェンス/レジリエンス体制をどう作るかが扱われます。

注目点(参加前にできる準備)

まずは、主要な気候・自然リスクが、どこで労働リスクと重なるのかを簡単に整理してみてください。コンセプトノートの前提は、これらが別々に扱える時代ではなくなっている、という点です。寸断はすぐに「人」と「コミュニティ」の問題になります。

次に、デューディリジェンスが詰まりやすい2つの局面を点検してください。1つ目は、深いティアでリスクが見つかったときに、どうやって対応を前に進めるか。2つ目は、是正計画で終わらず、当事者に届く“実効的な救済”をどう確保するかです。CSERA 2026 が「救済」を「レジリエンス」と同列に置いている点は、重要なメッセージです。

最後に、現場の課題を1つ持って行くと得るものが増えます。主催者は相互学習と対話を重視しているので、サプライヤーとの協働、苦情受付と救済、データ収集、拠点レベルの気候適応など、具体的なケースがあると議論が深まりやすいです。

参加方法

イベントページ/登録:https://www.cserasia.com/

コンセプトノート(背景と範囲):https://www.cserasia.com/concept-note

連絡先:csera.conference@undp.org

Oh hi there 👋
It’s nice to meet you.

Sign up to receive awesome content in your inbox, every month.

We don’t spam! Read our privacy policy for more info.

This article is also available in: বাংলাদেশ (Bengali) 简体中文 (簡体中国語) 繁體中文 (繁体中国語) English (英語) हिन्दी (ヒンディー語) Indonesia (インドネシア語) 한국어 (韓国語) Melayu (Malay) Punjabi (パンジャーブ語) Tamil (タミル語) ไทย (タイ語) Tiếng Việt (ベトナム語)

Leave a reply